県議会はいつ、どのように行われるのかな? 議会の流れをみてみよう。
議会の流れ
会議の種類
県議会は本会議と委員会の2種類があります。
- 本会議
- 議員と知事が出席し、話し合いを行い、県が行う仕事や様々な決まりごとを決める最も重要な会議です。
毎年決まった時期に行われる定例会(2月、6月、9月、12月)と、緊急で必要な場合に開かれる臨時会があります。
本会議を開くには議員定数(愛知県議会の場合は102人)の半数以上の議員の出席が必要です。
- 委員会
- 議員が、いろいろなことを分担して、少人数のグループに分かれて詳しく調べたり、話し合いをする会議です。
委員会の種類
委員会には3種類あります。
- 常任委員会
- 議案・請願などの審査をします。
議会が開かれていないときは、随時、県に関する仕事の調査を行います。
8つの常任委員会があり、議員は必ずいずれか1つの常任委員会に所属しています。
- 議会運営委員会
- 本会議や委員会の日程や進め方などを話し合って、議会をスムーズに進めるために行う会議です。
- 特別委員会
- 県の重要な課題に対して、必要な時に設置される委員会です。
請願と陳情(わたしたちの要望や意見)
県の仕事について、要望や意見(請願・陳情)があるときは誰でも県議会に提出することができます。
請願は審査の結果、必要と認められたものは、採択され、その後、その内容を実現するよう知事に伝えられます。
請願を提出するには議員の紹介(要望などの内容に賛成してくれる議員の署名か記名押印)が必要です。
陳情は議員の紹介は不要ですが、請願とは違って採択、不採択などの議会の決定はされず、内容に関係する委員会に送付されます。
傍聴
本会議や委員会がどのように行われているか直接見たり聞いたりできます。
車いすを利用する方、補助犬を連れた方、 手話通訳・要約筆記が必要な方も傍聴できます。
定員は本会議が350人(いす席は234席)、委員会は10人です。
なお、小学生以下の方の傍聴には、保護者や教育関係の方々などの引率者が必要です。
議会閉会中の議員の活動
議員は議会が行われていない間も、県の課題の調査や県民と話し合ったりして、私たちの街がより住みやすくなるように活動しています。