~直接触れて体験できる!愛知県が誇る航空宇宙産業を楽しく学べる場所をつくりたい~
日本で唯一空港内に立地する、
航空機をテーマとしたミュージアム「あいち航空ミュージアム」ができるまで
愛知県を中心とする中部地域は、航空宇宙産業の一大拠点です。国から「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」にも指定されていて、もっと航空宇宙産業が活発になるよう支援されています。
航空宇宙産業は愛知県の誇り。世界に誇る愛知県の産業を多くの人に知ってもらいたい!航空宇宙産業をもっとさかんにしたい!
県営名古屋空港は飛行機が近くで見られて、たくさんの人が訪れているな。航空宇宙産業がさかんな地域でもある。
ここに航空機に触れられて楽しく学べるミュージアムがあったら、子どもたちの夢にもつながって、航空機産業がもっと活発になるかもしれない…!
本会議
県営名古屋空港内に「あいち航空ミュージアム」をつくりたいと思います!
日本の航空機産業の歴史にさまざまな実績を残してきたこの地域で、航空機などの見学施設ができるのはとても期待ができます。
将来、航空機産業で活躍する人たちを育てていくには、このミュージアムに未来を担う子どもたちにたくさん来てもらって、航空機産業のおもしろさを学んでもらえる施設にできると良いですね。
知事から議案として提案され、審議が行われます。
「あいち航空ミュージアム」のコンセプトは航空機産業の情報発信、航空機産業をベースとした産業観光の強化、次代の航空機産業を担う人材育成の推進の三つです。
愛知県の産業発展、地域の活性化に大きな役割を果たしていける施設をつくります。
委員会
あいち航空ミュージアムを魅力的な施設にするためには、展示品についてしっかりと検討していく必要がありますね。どういった工夫をしていこうと思っていますか?
航空機産業、ロボット産業、旅行・観光業などといったさまざまな分野で活躍されている方々で構成される検討会を設置し、意見を聴いています。展示品やその内容は、モノづくりや航空機産業をイメージできるもののほか、来場者が参加できるもの、モノづくりを体験、体感できるものを整備していきます。
委員会は、議員が、いろいろなことを分担して、少人数のグループに分かれて詳しく調べたり、話し合いをする会議です。
本会議
指定管理者制度を活用して民間事業者に運営を代行してもらい、民間事業者のノウハウを活用したいと思います。
民間のスキルとノウハウを活かして効率的な運営が行えますし、利用者へより良いサービス提供が期待できます。
あいち航空ミュージアムでは、指定管理者制度といって、民間の力を活用した施設の管理や運営をしています。指定管理者制度の利用は議会での議決が必要です。
委員会
あいち航空ミュージアムがオープンすることを広く知ってもらうために、どのようなPRを考えていますか?
愛知県や地元の広報誌はもちろんのこと、テレビ、ラジオ、雑誌、フリーペーパー、交通広告なども活用して、一人でも多くの人に来場してもらえるよう積極的にアピールしていきます。
本会議
ミュージアムがオープンすると周りの道路が混雑すると思いますが、どんな対応を考えていますか?
名古屋市内からのバスをPRして公共交通の利用を促進したり、カーナビ事業者と混雑しない推奨ルートを設定するような調整を行います。
そして2017年11月30日…
「あいち航空ミュージアム」が県営名古屋空港にオープン!
今後も空港内にあるミュージアムという特徴を生かし、航空機産業の情報発信、航空機産業をベースとした産業観光の強化、次代の航空機産業を担う人材育成の推進に努めていきます。
こうしてオープンした「あいち航空ミュージアム」。
航空機産業を中心に地域が活性化して、愛知県がさらに飛躍するよう期待されています。