~愛知県に日本中、世界中の人たちと交流できる場所をつくりたい~
日本初の常設の保税展示場
「アイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)」ができるまで
※保税展示場・・・外国から持ってきた製品を、税金を払わずに展示・使用できる場所のこと
愛知県はモノづくりが大得意!
大きな国際展示場をつくって日本中や世界中の多くの人が来て愛知県の産業や観光がさかんになったら、もっともっと魅力的な県になるんじゃないか…!
中部国際空港の近くにあると、海外から来る人にも便利で使いやすいはずだ・・・。
本会議
愛知県の産業基盤の強化を進めるため、中部国際空港島に国際展示場をつくりたいと思います。
世界規模で開催される大規模展示会を本県で開催することで、さらに本県の発展に結びつけることができます。
知事から国際展示場の構想を進めることに関する議案が提案され、議会で審議されます。
国際展示場の運営はどのようになりますか?
国際展示場の運営は民間企業に行ってもらい、創意工夫によりローコストで質の高いサービスを提供してもらおうと思います。
委員会
運営事業者と県が協力して運営していくために、それぞれの役割を明確にすることが大切だと思います。
委員会は、議員が、いろいろなことを分担して、少人数のグループに分かれて詳しく調べたり、話し合いをする会議です。
運営事業者には、ネットワークやノウハウを活かし、海外の展示会を誘致したり、新しいイベントの企画を行ってもらいます。
愛知県は、国内外の関係者に展示場や地域の魅力を幅広く発信していきます。
民間の運営事業者と県がお互いの強みを活かし、たくさん利用されるようにすることで愛知の産業を活発にします。
展示場を知ってもらうためのPRはどのように行っていきますか?
展示場の愛称を一般の方から募集しようと思います。新聞への掲載や、地下鉄でのポスター掲示、ちらしの配布を行い周知します。
この愛称募集を通じて、国際展示場が開業することを県民に広くPRします。
ホームページや、フェイスブックなどのSNSを活用して広く情報発信していきます。
2581件の中から、空港に直結する場所や、海外の人への分かりやすさを考えて、「アイチ・スカイ」と「アイチ・エキスポ」の2案を組み合わせました。
愛知県国際展示場の愛称は
「Aichi(アイチ)Sky(スカイ) Expo(エキスポ)」に決まりました!
本会議
展示会は多くの人が同じような時刻に集中しますし、人気のある展示会は多くの人たちが来場します。
来場者をスムーズに受け入れる体制の整備が必要ではないでしょうか?
大規模イベントの開催日時、来場者数、混雑する時間帯などを関係者との間で事前に情報共有して、適切な対応を協議する仕組みをつくっていきます。例えば、列車の増結、増便や、臨時駐車場の確保などの対策を考えています。
施設はつくった後、活用されることが重要です。
たくさん利用されるにはどうしたらいいか、このようにたくさん議論されます。
展示会などに来たあとに、近くの施設や観光地にも足を運んでもらえると思うので何か対策を行う必要があるのではないでしょうか?
地場産品の販売や観光コースの紹介をして、県内の観光地に人が来るよう考えていきます。
そして2019年8月30日…
ついに「アイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)」が開業!
国際空港直結、海外から持ってきた製品に税金が掛からない常設の保税展示場は日本初。合計六万平方メートルの展示ホールは国内最大級の大きさ!
Kポップライブとeスポーツイベントを開催したオープニングイベントには、三日間で三万五千人の観客が集まって大賑わい! 若者だけでなく、小中学生の家族連れなど、予想を上回る多くの人たちが来てくれました。